あらためて考えたい外構プランの作成時期など

このところの無料相談会では家作りのかなり早い段階で御相談に見える方も多くなりました。

これも当社の場合、通常でしたら「家の足場が取れて家の外観が分かるようになってから」プラン作成に入るわけですが・・・・どうもこのところのお客様はみなさん何か焦って？いる感じです。

で、その理由をいろいろお聞きするわけですが・・・・・どうもハウスメーカー側からのプレッシャーで、まだ基礎工事やこれから着工という段階なのに「外構もこの段階で契約をしてほしい」というパターンがこのところほんと多くなっている、からなんですね。

そしてお客様も初めての家作りですから知識もありませんし、ハウスメーカー側のプレッシャーや流れに逆らえず・・・・そのまま（まだ家も建っていないのに）外構プランも決めてしまう形も多くなりました。

そんなわけで毎回言っていますが、やはり＜住んで見て初めてわかること＞も多々ありますので、まずは建物作りに集中し、外構・庭づくりのお金は死守して（笑）　一生住む家をバランスの取れた住み心地にすべきであると思います。

これで実際人生変わりますから。

先日のお客様にも「今は家づくりだけに集中してください」と申し上げましたし、今建物の基礎がようやくできたような段階で・・・・庭や外構までの（庭はハウスメーカーのプランにはありませんでしたが）プランを決めて契約してしまうメリットは・・・

ハウスメーカーにはあるのでしょうが、「施主には何もない」、ということも言えるところです。

一生住む家ですから自分たちの思いや気持ちのままに業者を引きずってでも進めて行く方が納得の行く家作りができるものなんですし、庭や外構はあまり慌てないでいいですし、地域の外構や庭づくりの専門業者さんに別途直接ご依頼された方がデザイン性もコストパフォーマンスも間違いなく良いものができますので、この辺の認識もあらためて持っていただきたいと思います。

餅は餅屋です。