原点に立ち返って考える、外構工事における顧客利益のキモ

１２月も相変わらずかなり忙しい日が続きます。

そんな中で一軒の外構工事とお庭のベースづくり（冬ですので）の案件がここでご契約となりました。

そしてこの案件はうちにしては珍しく？大手（鉄骨系）ハウスメーカーで家を建てられた方で、また珍しくハウスメーカーからの外構プラン見積もりとその他地場エクステリア店のプラン・お見積もりを持って当社においでいただいたお客様でした。

そんなわけで通常はちょっとクセがある当社のデザインですから、なかなか大手ハウスメーカー（特に鉄骨系）の顧客はうちには来ないところですし、また当社の特色をプランに盛り込めない単純な比較見積もりは通常お断りしておりますが、あくまでそのご予算に対して一番ベストな内容での外構プランをお求めになっているお客様の真摯なお気持ちも理解できましたのでプラン・見積もりを真剣に作成しご検討いただきました。

そして結果的にはどうもうちが同じ予算では一番大盛り！だったそうで、当社にお決めいただいたところです。

お客様は「同じ予算でここまでできるんですね」とおっしゃっておりましたが、やはりこれには当社なりきの＜特性＞があるわけですね。

まずなぜかといいますと、これはもう明確です。

ガーデンファクトリーという会社自体が「作る」ということに重点を置いた会社体制だからです。

コストの掛かる展示場もありませんし、営業マンもおりません。

つまりプランニングと顧客対応はすべて社長の山本で、あとはプランを手伝ってくれる者と現場でこれを作る者たちばかりです。

そして会社なのに事務員さんもいませんのでコストが掛からないわけですが、その分まあ自分は大変ですがね（笑）

そして集客はうちで作ったサイトからとお客さまからの御紹介案件に、あとは過去のお客様からのリピート工事だけでこれまで15年、細々とやってますんで、これをプランニングから工事まですべて自社社員で行うところです。

そのため当然ながら提案して作る、という流れの中では同じご予算でもかなりのコストダウンができるところです。

とにかく営業主体の会社体制ではありませんし、すべてお客様からの直接のご依頼ですから、外注工事先からの利益込みの金額請求や、大手ハウスメーカーに取られるマージンもありませんので・・・・同じ内容であればその分安価にご提案ができるところです。

そしてもう一点は【技術と知恵】がコストダウンの大きな要因です。

まずプランする場合、当然ですがお客様が求める内容を重視しながらも、設計時点で工事の施工性も考えたプランをしています。