長野での自然に囲まれた移住生活・・・・のもうひとつのパターン

長野県は今や山梨県と一位を争う「Ｉターンや移住先に選ばれる県」になりましたが、やはり自然も豊かで風景もきれいですし、治安もよくゴミゴミしていなくて子育てにも良い場所かと思いますが、ただ都会の人が自然の中での生活に憧れて・・・いきなり山の中に家を建てて住むことは・・・いわゆる＜リタイア生活＞の方でなければあまりお勧めいたしません。

実際には夏は草、冬は雪に悩まされますから、一気に都会のマンション暮らしから高原や別荘地での暮らしはかなり肉体的にもきついと思いますし、いかんせん生活面でもなかなか不便なわけですね。

そのため自分の知人の川崎市から長野に移り住んだ方は最初はそんな高原の林間に家を建てようといろいろ土地を探していましたが、たまたまあるお客様とのご縁で知り合い、まあ現実的な話をしたりしているうちに高原林間での生活は諦めて、長野市郊外のちょっと山手に安価な土地を見つけてそこにたくさんの木を自分で植えて冬は薪ストーブ、夏はバーベキューの生活を楽しんでいるものです。

近所のスーパーや学校までは車で１５分くらいですし、コンビニもちょっと坂を１０分ほど下りれば近くにありますが、周囲は見えるところに家があるくらいで林と畑に囲まれた眺望のよいところです。

でも本人いわくゴミゴミしていて空気も悪かった川崎での生活と比べれば別天地で毎日が本当に気持ちよく過ごせているようですし、生活も特に不便なく暮らせており、子供さんのぜんそくも快方に向かっているようですが、やはり冬場の雪の量も長野市内の南部と飯縄などの別荘地とではかなり違いますから、雪かきに追われることもありません。

いずれにしても都会のビルや住宅やが密集しているような場所で住んでいる方からすれば・・・・長野市内の郊外に移り住むだけでも全然違うはずですし、高原や温泉も車ですぐですからそんな＜移住＞も長い将来を考えれば負担がなく楽しめるのではと思いました。

そんなわけで近所にあまり家がない場所を見つけて家を建てると樹木が大きく育っても、犬が吠えても気になりませんから、これはこれで＜自然と共に暮らす＞感じでよいものです。

（庭がこんな森だったら毎日かなり気持ちよいです）