長野で雑木の庭と外構づくり

長野市で雑木を主体に庭やエクステリアを創っているガーデンファクトリーです

「雑木の庭」なんていうコトバがガーデン雑誌に出始めたのはもう２０年以上前のことですが、その前から我が家はそんな雑木の庭でした。

これは和風とか洋風みたいなセコイ区分けでの分類ではなく、要は「よりナチュラルな風景に近づけられる」ところが雑木の庭のよいところかもしれません。

まあ以前は互いの経済力の象徴みたいであった＜和風庭園＞もやはりそのコストと時代の変化で新築の御宅で作られることも少なくなってしまいましたが、雑木の庭は未だたくさんの方に支持されていますし、自分としても長野の里山で自生している＜樹種＞を取り入れることによって、長野の自然に適応できて、結果枯れたりすることもなくすくすく育つところも良いところです。

なお当社で使用している植栽は根株を巻いて植栽用に圃場で育てられたものを使用していますが、本格的な植木屋さんなどでは山で自生しているものを掘り取って（当然その方の山ですが）植えている方もいるわけです。ただこれは樹形が自然でとてもきれいなんですが、やはりお客様での管理となる場合は活着がイマイチ悪く枯れる確率が高いところですので、一般的な造園屋さんは根巻きをした園芸用の樹木を使用しているものです。

雑木・・・という総称はなんだか樹木には可哀想な気がしちゃいますが、庭でそよそよする株立ちの落葉樹もぜひたくさん植えてほしいかと思います。