長野市飯綱での庭・外構づくりもこれまでご依頼いただいています。

これまで長野市の飯縄地区でのお庭やナチュラルな外構も何軒もご依頼をいただいてきましたが、飯綱地区は以前の別荘地から今はＩターンで長野に来られた方や在宅でお仕事をされる都会からの移住者など、あとは長野市内にお仕事を持ちながらも自然に囲まれた生活をしたいがためにゆったりと山の中で暮らしているような方が当社のお客様では多いような感じです。

ただ立地条件や家のスタイルなどからもやはり長野市内の分譲地で行われているようなアルミや樹脂を多用した門と塀のエクステリアは美観的にも似合わないかもしれませんし、かなりの寒冷地のため平地での仕様による施工では雪による破損やコンクリートの凍上、資材の吸水凍結による割れなどが発生しますから、やはりプランもそうですが使う資材にも毎回かなり気を遣うところです。

（飯縄のお客様の冬の画像です、市内とはやっぱり違いますねえ）

また飯綱地区での外構工事のネックとしては実際＜規制がいろいろあり過ぎて＞本来の広い敷地を有効に使えなかったり、接道部分の構造物も除雪の関係でかなりセットバックしてプランしてますし、以前も規制の点から既存の立地条件や建物の配置の関係で・・・「ほとんど何もできないことがわかったため」外構プランは作りましたが工事には至らなかったお客様もおりました。

またいずれにしても皆さん３００坪くらいの敷地がありますから、当然「施工単価×面積」で・・・普通にあれこれプランすれば工事費もかなりになりますから、そこまでは当然やりません。

またせっかくの自然な敷地を無理にお金を掛けて人工的な空間に作り変える意味もありませんから、基本的には道路からエントランスまでの動線と駐車場、あとは庭側にあたる部分での建物に近いスペースはしっかりとプランをして日常生活の不便さを解消しながらも家の周囲の美観を周囲の環境や家にふさわしい形で整えて敷地全体の景観をアップするところまでとなります。

そして残る広大な敷地は本来の飯縄の自然に任せた植生と新たに植える植物などであくまで自然な形に仕上げることで、新しく「開拓した家」と周囲の自然がいずれひとつになじんで行くものです。

いずれにしても森の中で四季をしっかりと感じながら毎日住めるすばらしい場所ですが、実際に住めば自然の制約もかなりある場所ですのである程度はしっかりと整えて住まないと、どんどん家の周りも荒れてしまうことになり・・・・

せっかく夢を描いて長野に移住したにも関わらず、本来イメージしていた「生活の質」が保持できないために・・「こんなはずじゃなかった！」なんてことになりますから、やはり家の周囲の外構や庭のスペースもまずは最低限整った形まで作っておくことで毎日気持ちよく住めるかと思いますし、あとはご自分たちでお庭の芝貼りをしたり、薪置場や物置スペースなどのストックヤードをＤＩＹで作ったりしてもいいんじゃないかと思います。

（こんな感じの薪置場やちょっとものを置いておくスペースも必要です）

（この飯縄のお客様は大きな物置と屋根付きの作業スペースを作りました）

そんなわけでもう二十数年前のことですが・・・自分も飯縄に住むためにほぼ土地の手配まで済んでいましたが、なかなか仕事面での実情から飯縄に家を建てることを断念し長野市郊外のりんご畑に囲まれた場所に家を建てて住み、「毎日山の中で暮らす気分」を味わうためにたくさんの樹木を庭に植えて草花も植えたことが・・・・・今のガーデンファクトリーをはじめたきっかけになったところです。

まあほんと人生どうなるかわからないものですが、やはり飯縄にお住まいの皆様の日々の生活をより楽しんでいただくためにしっかりとお手伝いをしたいかと思っています。

（木立の中の家も住んでて気持ちがよいものですが、やはり周囲に家がないためこんなことができるところですので分譲地ではやはりこんなたくさんの植栽はできません）