長野市で冬のガーデン(構造物)づくり

毎年真冬は【お庭の修景リフォーム工事】をやっているガーデンファクトリーですが・・・
これも冬場は植物が枯れ、工事によるダメージも少なくなるため主にお庭のポイントづくりとなる構築物やレイアウトなどを変え、春になったらまたお客様が周囲に植物を植えこんで、最初からあったかのようなグレードアップされたお庭にする形です。
そんなわけで今回ご依頼いただいたのT様の奥様はそのお庭を見ればかなりのガーデナーです。
また元々はお客様のご紹介でもあり、また近隣でも当社で庭や外構を施工したお宅があり、このお宅も大変気に入っていただきお声がけをいただきました。
★初回の現場調査時の画像です
ロンドンにあるお宅みたいにエントランス前の鉢植えもかなりの数です
植物がかなり繁茂していて事前の現地測量がかなり大変でした(笑)
今回はこの玄関前の石張りのテラス周りを一度スッキリさせ、成長して密集した植物も移設やカット処分を行い、玄関エントランス前のリニューアルを行うプランとしました。
★プラン図面ですが樹木や下草を撤去して確保できる狭いスペースに高さのある壁や花壇、そして駐輪場を作る計画です。
というわけでまずはこの鬱蒼とした部分の植物を移設及び撤去しましたがすごい量です
⇓ 重機が入りませんのですべて手作業での植栽撤去、掘削、土砂の搬出が行われます。
⇓ 壁の基礎部分を(土圧はかからないため)重ブロックにて作ります
⇓ 花壇部分も同時に作成しますがこれで耐震性も上がります
⇓ 高さのある壁のため、壁の下地は重量のあるブロックやコンクリートではなく、上部分は防湿シートを張り筋交いを入れた【家の外壁】のような作り方をしました。
⇓
上部構造は防湿シートも貼り、建物の外壁と同じ施工としました。
⇓ 下地をしっかりと作ったら壁下地のスレートを張ります
まあこれも今どきのナンチャラウォールのような発泡スチロール製の壁材なんかもあるんですが・・・・
正直これは高価すぎて使えません。
でもまあうちの職人たちは多方面での技能があるため、こんなコスパの良い強度もしっかりと確保できる構造での製作といたしました。
そしてここにジョリパットを直接塗り上げて、壁とします。
⇓
★二回塗りですが、マイナス気温下でも施工ができる塗り材にて施工しました。
⇓ 壁に笠木とお客様が用意したデコレーション小物を取り付けてデザイン壁は完成です。
壁も塗り上げると一体化しており下地は感じられません
ただ・・・・気が付けばもうT様・・・・春まで待ちきれないようでなんだか(真冬なんですが)植え込んでます・・・・
でも春になったら鉢植えもこの石張りスペースに戻しながら花壇内にも草花を植え込めばかなり素晴らしいスペースになるかと思いますので、またその際は撮影に伺いたいかと思います。
そして駐車場と壁の間の狭いスペースに何とか駐輪場を製作しましたが、なかなかシビアなご要望が飛んできます。
完全現場に合わせての設計・施工です
そんなわけで緑に溢れたお庭もこれはこれで大好きなんですが、やはり増えすぎて密集してしまったため一度手を加えて修景することも必要です。
⇓ 同じ場所ですがかなり変わりました
そんなわけで今年の夏までには壁がちょうどよい具合にグリーンにしっかりと囲まれるのではと楽しみです。
また壁の天端にはつる性の植物を誘引するためのフックなども笠木キャップに防水処理をして穴を空けて埋め込んでいますので案外かなり渋い壁になるのかもしれませんね。
ということで完成です。
T様、この度は誠にありがとうございました。
★当社工事部の5年前に作られた【道具小屋】も同じ感じで作られています。
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・長野市のガーデンファクトリーは(圧倒的な)緑に囲まれた生活空間を創ります
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