外構工事における土工事の重要性 | ガーデンファクトリー

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外構工事における土工事の重要性

長野市で外構工事を行っているガーデンファクトリーです。

外構工事や庭の工事で欠かせないものに、土工事(どこうじ)というものがあります。土工事とは、外構工事の中でも掘削工事、庭土の入れ替えなど、土に関する工事のことです。完成後は目に見えない地下部分のことになるため、お客様にとっては一番イメージしづらい部分ですが、最も重要で条件によっては最も費用がかさんでしまう作業です。

まず、実際の外構工事では、敷地内の掘削作業から始まります。新築住宅では砂利が敷き詰められていることが多くありますし、庭土の状態も水はけが悪い、雑草だらけ、石が多いなど、条件が悪い事がほとんどです。また、コンクリートを打つ場合は基礎となる砕石の転圧や、実際のコンクリートを打つだけの深さが必要になります。

掘削後は新しい庭土を入れる、または砕石を転圧し駐車場を作るなど、エリアごとの作業に移ります。地下部分の工事のため、ここに費用が取られるのは勿体ないと思う方もいるかもしれません。

でも、フェンスだけ、デッキだけなど単体の工事ならともかく、掘削作業なくして駐車場やアプローチを含む外構工事はできません。一番のベースになるだけに最も重要な工事なのです。また、広い敷地の場合には、この土工事だけで予算のほとんどを使ってしまいます。工事単価×面積で金額を出すため、面積が広ければ単純に工事金額はアップします。

もし、将来的に庭は作らない、今ある砂利のままでいい、ということであれば無理に庭土の入れ替えは行う必要はありませんが、庭を楽しみたいということであれば、掘削工事と庭土の入れ替え工事は必須です。ただし、庭土の入れ替えから一年以内に芝を張る、花壇を作るなど地上部の工事をする予定がない場合には、急いで入れ替えを行う必要はありません。新しい庭土だとしても、そのままの状態にしておくと、いずれは草の種が飛んできて草だらけになってしまいます。そこから庭の工事をするとなると、雑草の処分など余計な費用がかかってしまいますので、庭の工事とタイミングを合わせて行うことが理想です。

さて、これだけ大事な土工事ですが、ときどきお客様から「別の業者でとった見積りには入っていないんですが」というお話を聞きます。アルミフェンスや樹脂デッキの設置だけ、門扉の設置だけ、など単体の工事であれば大掛かりな掘削作業は必要ありません。

しかし、特に新築住宅で駐車場やアプローチなど、コンクリートを打つエリアが含まれる工事で掘削をやらないということはあり得ません。もし、業者からもらった見積りに土工事関係の項目が含まれていな場合、もしかしたら完成後の請求のときに見積もり以上の費用を請求されてしまうかもしれません。ですから、見積りを取った場合は合計金額だけでなく、ぜひ全項目の隅々までチェックしてください。そして分からない点があれば、必ず相手の業者に確認することが大切です。

緑がきれいなガーデン&エクステリアは、基礎となる土工事があってこそなのです。

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