外構・庭を依頼する会社の技術的な資格や施工経験も大切です
やはりエクステリアや庭を含めたデザイン・施工の場合、単にセンスが良いだけではダメな部分も多いところですし結局は<技術の仕事>でもあると・・・この十数年やってきてあらためて思うところです。
特にエクステリアのプランナーの場合、営業マンから転進した人や職人から開業に至った方、あとは資材メーカーなど関連業種に勤めていてエクステリア屋さんなどを始めた方も多いところですから、この点の「技術者としての素養が低い方」もいるかもしれませんのであまり見た目の施工例や雰囲気に惑わされず一つの検討課題に<技術的な要点>も含めておくべきです。
ちなみにうちは(上の画像で工事をしている)お役所相手の公共工事専門の土木工事会社が当初の母体でしたが、やはり当初民間の工事を始めた頃は・・・<予算ありき>で<見た目重視>の風潮ですので、やはり目に見えない部分の構造や技術仕様書などで定められている部分での施工がきちんと行われていない施工例も巷に多くて驚いたものでした。
そんなわけで時々分譲地などを走っていると奇抜な形をした門と塀や、構造基準的にちょっと??と思われるような構造物なども見かけますが、やはりこんな場合は基礎的な技術を幅広く理解しておらずにプランしているように思えます。
ただし実際に個人宅の外構や庭などを作る場合はそれほど難しい技術や必要とされる高い強度基準などもあまり関係のない範囲での設計となるため、実際にはそこまで気にすることではないかもしれません。
そして当然予算が潤沢にある個人宅の外構・庭の工事なんてほとんどありませんから、ある程度費用対効果を考えながら構造物としてとりあえず必要な強度を確保できるような汎用的な設計を自分もしていますが、これも強度や構造基準を一通り知った上で、「ここまでなら大丈夫だろう」という判断で設計をしたりコストを落としたりしているところなのですね。
そのためなんとなく3DCADを使ってノリで設計できてしまうようなエクステリア工事の一面もあるところですが、やはりご依頼する会社のプランナーや経営者がこの点の「技術者としての経験」を踏んでいるかも・・・・
やはりその後のトラブルを避ける上では大切な要因となるものですし、技術的な部分はわからないので下請け任せ・・・なんつう営業主体の会社もありますので、やはり大切な家作りの最後の資金を使うエクステリアや庭の工事においてはどうしてもこの<技術的根拠>を踏まえている人にプランを作ってもらった方が賢明です。
(プランから施工まですべて技術的な仕事です)
そんなわけでこの点も業者選定の際には一応検討要素に入れておくべきですし、技術や現場監理全体の体系的な知識を求められる国家資格である、造園施工管理技師と土木施工管理技師などや民間資格であるエクステリアプランナー資格の3つはやはり外構・庭を含めて設計施工する会社は(できれば1級保持者がいるところ)資格保持が必須になると思います。
また技術資格等に関して否定的な方(そんなのなくてもOK!)や経営者もいるかもしれませんが、やはり技術的な業務は実際に知識が経験を埋めてくれる部分も多々あるため、「知らなかった」では済まされない部分もあるわけですし、まあ資格を取ってみてから言うべきことかもしれません(笑)
正直エラソーに書きましたが、やはり大切なお金を投じていただくお客様のためには我々も日々技術や見識をしっかかり磨く義務があると思っています。
なお当社の場合、ほんと小さな会社ですが事務のスタッフまで一応関連資格を持っております。
(当社社員の技術資格 2016年12月現在)
・社長山本 1級造園施工管理技師 1級土木施工管理技師 1級エクステリアプランナー
・プランナースタッフS 1級造園施工管理技師 1級エクステリアプランナー
・事務 ショップ業務スタッフO 2級エクステリアプランナー
・WEBショップ業務スタッフK 2級エクステリアプランナー
・工事(造園・エクステリア)スタッフO 2級土木施工管理技師 2級造園施工管理技師
・〃 (造園 エクステリア)スタッフF 1級造園施工管理技師 1級造園技能士
・〃 (造園・エクステリア)スタッフI 2級造園技能士
・〃 (工房 製作スタッフ)K 1級土木施工管理技師 2級建築施工管理技師
技術がベースでデザインもはじめて生きてくると思います
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