12年目のメンテナンス工事

今年はじめに<10年以上前に施工をされたお客様へのご案内>をしたところ、追加の工事やリフォーム、そしてメンテナンスのご依頼が続いています。
先月も2006年に施工をいただいたH様のメンテナンス工事をご依頼いただきましたが、さすがに12年そのままでしたので木製品の経年劣化やその他破損箇所等もあり、再度完成時に近い形に戻すメンテナンスを行なったところです。
まずやはりこの「木製の駐車場」のメンテナンスがメインです。
今回のメンテナンス前の画像です。
12年経ちましたので塗装の劣化や屋根の防水性の劣化などもあり、全体を下清掃や処理を施しての再塗装メンテナンスを行いました。
また屋根ポリカ材の汚れも高圧洗浄にて落としながら漏水箇所を探し、屋根全体のビスやボルトの締めなおしと止水テープによる完全な止水を行いました。
ほぼ完成時の質感に戻りました。
これでまた10年はこのままノーメンテでお使いいただけるかと思います。
その他冬季の水抜きをお客様が忘れてしまい、数年間破損したままであった立水栓も修繕です。(当社にご連絡いただけばすぐにお伺いしたのですが)
見るところイイ感じで破損しています(笑)が、水道店では修繕を断られたそうですので、こちらで再度修繕作業ができる段までレンガを壊し、水道の修繕を終えたらまたレンガを積んで元通りにしたところですが・・・・
これも12年前のためこのレンガも今は廃盤となっており、当社に修繕用で残しておいた同レンガを資材置き場より探し出し、なんとかこれを使っての復旧です。
玄関サイドのレンガの立水栓の裏の水道修繕です。狭くて手が入りません。
とにかくこの12年で木製品や枕木部分の傷んだ箇所は修繕、塗装、交換をし、またこの車庫横の花壇の地下に当社で設置した「雨水貯留タンク」も12年ぶりに開け、タンク内の泥などをすべて取り去り、ポンプも洗浄、点検をしてまたご使用を続けていただくわけですが、今回はこの雨水タンクの水がずっと使えていたために外水道の破損もあまり気にならなかったとのことでした。
この植栽花壇の下に実は大きな500Lの雨水タンクが埋められており、スイッチをいれると勢い良く水が出るしくみとなっておりますが、地下埋設タンクのため水はいつも冷たくきれいですので散水や洗車にも普通に使えるものなのです。
また庭の方にも木製の小屋がありますが、これも今回塗装メンテナンスを行い、小屋への通路を雨の日でもぬからずに歩けるよう、小さな小路をコンクリートで作りました。
また枕木の花壇も劣化したものを元の形にて新品に入れ替えましたが、ちょっと昔使用していた枕木と違いますので塗装の色合いが変わってしまいましたが、
ウッドデッキは特に大きな痛みや腐食等も一切ありませんでしたので今回はそのままです。
そんなわけで何年経とうが適切なメンテナンスを行えばまた元通りに近い状態になりますし、実際腐食等はほとんどありませんので風合いのよい木製品もこんな感じで時々メンテしながら家の外回りの空間に取り込んでいただければと思います。
こんな感じで長いお付き合いを行いながら気持ちよくずっと住んでいただけるようこちらもフォローをしております。
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